しのさんの独り言 まだまだ続くよ洗車論 洗車好きの水無し洗車
まだまだ続くよ洗車論 洗車好きの水無し洗車
今回は、本格的な「水無し洗車」についてぶつくさと。いきなりですが、皆さんは、「水無し洗車」というとどのような洗車法を思い浮かべますか? おそらくは、シートワックスや、スプレー式の「水いらずでピカピカ洗車」なるうたい文句の商品による簡易洗車が頭に浮かぶことでしょう。ところが・・・。
これから書き連ねる「水無し洗車」は、「水を使わず(もしくは洗面器一杯ほどの水で)通常の洗車と同じくらいにぴかぴかに仕上げよう!」というものです。ただし、これにはひとつだけ前提条件があります。それは、「ワックスがしっかりかかっていること」です。いくらなんでも水垢だらけで、吹き上げ時に引っかかりを感じるような状態では、相当な天邪鬼な私でも、恐ろしくてできません。なにしろ、今回の行 為自体が、一般的には「暴挙」と捉えられているのに、さすがに擦り傷だらけになるのが目に見えているのですから。
というわけで、これから書く行為、それなりのリスクを伴いますので、あくまで参考程度に読んで下さい。もっとも、私が、6週連続施工した結果では、スクラッチ傷ひとつ付きませんでしたが。
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それでは、自己責任の上で試してみよう、と思われた勇気のある方々、もしくは興味だけでも持たれた方々は続きをどうぞ。
さて、なぜ今回、「本格的な水無し洗車」をしようと思ったかというと、前回も触れましたが、腰に核爆弾を抱え込んでいて、しかも一度は爆発し、今も治療中の身であるため、自由に休憩がとれる洗車法はないものかと考えたからです。なにしろ、通常の洗車では、少なくとも洗い終わったあとの水滴をふき取るまでは休まず作業を続けなければなりませんから。とくにこれからの夏本番に向けては、炎天下の中、少々複雑な洗車をすることもあり、それではおそらく二度と歩けない体になってしまうのは想像に難くありませんから。
ようやく本題です。
洗車の流れは水を使わないというだけで、通常の洗車と目的は変わりません。つまり、汚れを落とす→粘土掛け→ワックス掛け、といった行為を水無しでやろうというも� �です。
まず用意するものですが・・・、今回は私が使用したものをあげておきます。
・ゴールドグリッター薄め液(キャップ一杯の溶液を500mlの水で薄めたもの)をスプレイヤー(霧吹きでも可)に詰めたもの ・マグアイアーズ クイックディテーラー ・マグアイアーズ ゴールドクラスワックス(ペースト) 水でぬらして固く絞ったタオル3枚 ・乾いたタオル(柔軟剤仕上げしたもの)4枚 ・シュアラスター 鏡面仕上げクロス1枚
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以上です。この中でも、ゴールドグリッター薄め液は今回の主役といっても過言ではないほど大活躍します。そうそう、私が使用したものは以上のケミカルですが、必ずしもこれらがベストというわけではないことをここに断っておきます。
次に、洗車の手順です。原則としてパネルごとに仕上げていきます。
1.ゴールドグリッター薄め液をボディが少し湿るくらいにスプレーし、濡れタオルでふき取り、乾いたタオルで拭きあげる。この作業を、汚れ具合によって、2〜3回繰り返す。
2.粘土作業。ここでもゴールドグリッターをスプレーしながら粘土を滑らせる。作業が終わったパネルはその都度乾いたタオル で拭きあげる(屋根・ボンネット・トランクは1/4ごと。サイドパネル・フロント・リアバンパーは一枚ごと)。
3.クイックディテーラー(パネルの大きさによって違うが、大きいもので4回スプレー、サイドパネル一枚ごとに2回スプレーが目安)を乾いたタオルでのばし、その後、仕上げ拭きする。
4.ワックスを掛ける。このときも、ゴールドグリッター薄め液を水の代わりにスプレーしながらワックスを伸ばしていく。もちろん、そのあと、生乾きのうちにタオルでふき取り、鏡面仕上げクロスで磨き上げる。
5.ゴールドグリッターがしみこんだ濡れタオルの綺麗な面でガラスの内外を拭きあげ、ダッシュボード周りなど、車内を拭きあげる。
6.タイヤ・ホイールに、ゴールドグリッター薄め液をたっぷり 吹き付け、濡れタオルで拭きあげ、乾いたタオルで仕上げる。そのあと、好みに応じて、タイヤワックスで仕上げる。
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以上が全工程です。このうち、できれば6の工程だけは、通常時と同じく水洗いで仕上げたほうが、短時間に仕上がりますし、タイヤハウス内も洗えるのでお勧めです。そのときはくれぐれも最初に作業してください。
この一連の作業の注意点としては、土ぼこりくらいまでなら、傷を気にせずに作業を進められる、とはいうものの、一気に汚れをふき取ろうとせず、力を入れずに、数回に分けて汚れを除去していくことです。もし、作業中にスクラッチ状の傷がついたとしても、それはワックス面についた傷なので、上からワックスを塗り、拭きあげることで元通りになります。また、砂粒などの異物があった場合は、息で吹き飛ば すか、それでもダメなら、部分的にシャンプー洗車をしましょう。とはいえ、ワックスがしっかりかかっていれば、大きな異物はボディに付着しないものです(水溜りだらけの未舗装路を走行したときは除きます)。
ちなみに、作業時間は、通常洗車と変わりません。休みなしで2時間から2時間半ほどでしょうか。その点ではまったくメリットはありません。
この作業の最大のメリットは、先述したように、ワックス作業以外は自由に休憩がとれる事です。それに、炎天下でも作業できることでしょうか。過去に書きましたが、私は、炎天下であっても洗車をします。当然工夫は凝らしてますが。ただ、どうしても素早い作業が要求されるので、体力の消耗が激しく、人によっては熱中症の危険もあります。それに、私の今の� �態では腰が砕け散る可能性がありまあすし・・・。ところが、「組長流水無し洗車」の場合、休憩が自由にとれるため、比較的楽に作業が進められます。
あと、炎天下でのワックス掛けは、ともするとムラになりやすいのですが、これは、クイックディテーラーで再拭きあげするといとも簡単に綺麗になります。この商品のいいところは、ワックス自体を保護しながら、汚れやムラを除去する点です。香りもジェリービーンズの甘い香りそのものなので、甘いものが苦手な人は別にして、楽しく?作業できます。ただし、どこにでも置いてあるようなメジャーな商品ではないこと(日本代理店はスナップオンです)、一本あたりの単価が高いこと(店頭で買うと1700円前後します)といったデメリットはありますが。
最後に。
もしこの記事を参考に一度試してみようと思われる方。最初はくれぐれも慎重に、様子を見ながら作業を進めてく ださい。もちろん自己責任の下で作業してください。私が置かれている車環境と、皆さんが置かれているそれとは違うということもお忘れなく。それに、一番簡単確実に綺麗になるのはやっぱり水洗い洗車である、ということも付け加えておきます。
今回の記事、決してお勧めはできませんが、洗車における何らかのヒントくらいにはなるかも、と思い、あえて書きました。
テーマ:洗車 - ジャンル:車・バイク
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