あるがままに 200811
2002年、フジテレビ系にて2夜連続放映され反響を呼んだ伝説のドラマが、豪華キャストを迎え、オリジナルミュージカルとしてよみがえる!
この感動の名作で、新宿コマ・スタジアム劇場は52年という半世紀を迎える歴史に幕を降ろします。
昭和14年、当時の宝塚歌劇のトップスターは嶺野白雪ことリュータン。
そして彼女に憧れるトモとベニ、生き場所を求めるタッチーが入団してくる、将来への不安と孤独、そして恋愛や舞台人としての苦悩。
それぞれの悩みを抱えながらも、互いに支え合い、懸命に生きようとする。
戦争の影が迫り、宝塚大劇場が閉鎖され、満州などに慰問に回る日々を過ごしていた。
時代の流� ��に翻弄されながらも、自らの生き方を見つけ、自分なりの力で戦おうとする彼女たちを待ち受けている運命とは・・・・・・。
元宝塚の男役・娘役のトップを極めたキャストと実力派男性キャストの豪華競演!
その他、多数のタカラジェンヌも勢揃い!
テアトルkingsey滝
嶺野 白雪 (リュータン):紫吹 淳/湖月わたる
雪組の男役トップスター。本名の竜崎からリュータンと呼ばれる。
天性の華に恵まれた自分の才能への自負と、トップスターの誇りは異常なまでに強い。
姉御肌で後輩を可愛がり面倒も見るが、横暴なふるまいもしばしばする。
だが、どこか憎めないキャラクター。演出家・影山航が自分のことを好きだと勘違いし、自らも影山に思いを寄せるようになる。
橘 伊吹 (タッチー):彩輝なお/貴城けい
雪組・男役。リュータンの後輩・ライバル。
元は華族・橘伯爵の令嬢だったが、父が相場取引に失敗し、財産・家族も失い、使用人の家に引き取られ、辛い日々を送る。偶然から才能を見出され、宝塚に入団。
同期のトモ、エリらと共に雪組に配属される。技術はトップクラスだが、逃げ場としての宝塚に特に目標もなく、どこか投げやりだったが、やがて舞台こそが自分の生きる道だと気付く。
誰がオペラ椿姫を作曲
星風 鈴子 (トモ):星奈優里/大鳥れい
雪組・娘役。リュータンの後輩・相手。
成績がトップにもかかわらず、稽古場が閉まるまでひとり残って熱心に練習していた。
最初は男役を目指していたが、リュータンの相手役である娘役トップスターの代役にリュータンから指名されて以来、娘役に転向。そしてそのまま、娘役トップに。
「時間がない…」。そう言う彼女には、実は、仲間にも言えないある事情があったのだ。
紅花 ほのか (ベニ):紫城るい/映美くらら
雪組・娘役。リュータンの後輩。
トップスター・リュータンの大ファン。リュータンの言うことは全て聞く。
明るく元気でいつも笑顔。でもちょっぴり抜けている。実家が貧乏だから食べ物は特に大事にする。
父親に対する愛情が強く、父親が作ってくれる乾しイモが大好物。
影山 航:石井一孝
宝塚の名作家、兼演出家。
歌劇団の将来を背負う才能の持ち主であり、長身で影のある風貌は、生徒たちの憧れ。
だが、その一方で影山は生徒にも平気で手をつけ、冷酷に捨てる…という噂もあった。
複雑な境遇タッチーに自分と同じ屈折した思いを見て心惹かれる。
ベートーヴェンの両親の職業は何だったの
速水 悠介:本間憲一
海軍中尉。
戦争には不必要な存在として、宝塚大劇場の閉鎖を言い渡した人物。
だが本人は、舞台をこよなく愛する人だった。
大劇場閉鎖前に雪組を引き連れ、将校クラブに宝塚歌劇団をつぶさないでと乗り込んできたタッチーの強さに惹かれる。
オサム: 佐藤アツヒロ
宝塚に生まれ、頭脳明晰なだけでなく、絵の上手な青年。
いつも武庫川のほとりで、スケッチをしたり、漫画の構想を練るのが好きだった。
男子禁制の暮らしを送るタカラジェンヌも、オサムには心を許していた。オサムは、そんな彼女達に対し、ある時は夢を持つ青年として、またある時は哲学的な老人のような言葉を用い、様々な事を諭していく。他の役とは異なり、リアリズムを越えて登場し、時代の解説者ともなる役である。
女性アンサンブル
福麻むつ美・真山葉瑠・真由華れお・瑠菜まり・水原まどか・光海あきほ・雪路かほ・月丘七央・叶千佳・水月舞・牧勢海・涼麻とも・青葉みちる・凜華せら・夏空李光・峯眞琴・千はふり・姫咲ひなの・澪乃せいら・流輝一斗
男性アンサンブル
� ��林アトム・谷本充弘・矢崎広
スタッフ原作・脚本・原詞 : 大石 静
演出 : 鈴木裕美
作曲 : 三木たかし
音楽監督 : 清水恵介
作詞 : 高橋知伽江
振付 : 前田清実
美術 : 島川とおる
照明 : 原田 保
衣裳 : 有村 淳
ヘアメイク : 田中エミ
音響 : 実吉英一
歌唱指導 : 矢部玲司
脚本協力 : 山岡真介
舞台監督 : 小林清隆
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